バンコク洪水、中国のゴールデンウイーク訪タイ客を脅かす プーケットは直接的影響なし
タイ国政府観光庁(TAT)は、バンコクの洪水により、2026年の中国のゴールデンウイーク期間中の訪タイ観光客が5〜10%減少する可能性があると警告した。 一方、プーケットは直接的な影響を受けておらず、通常通り旅行者を受け入れているとしている。 タイ国政府観光庁のタパニー・キアットパイブーン総裁によると、バンコクでは72時間未満の間に累積降雨量が300〜330ミリに達し、全50区で災害宣言が発令された。 5万2,000世帯以上が影響を受け、4,900人近くが一時避難所に移った。 タイ国政府観光庁の成都事務所は、状況について観光需要が崩壊したのではなく、「イメージ上の危機」だと説明した。
タイ国政府観光庁(TAT)は、バンコクの洪水により、2026年の中国のゴールデンウイーク期間中の訪タイ観光客が5〜10%減少する可能性があると警告した。一方、プーケットは直接的な影響を受けておらず、通常通り旅行者を受け入れているとしている。
タイ国政府観光庁のタパニー・キアットパイブーン総裁によると、バンコクでは72時間未満の間に累積降雨量が300〜330ミリに達し、全50区で災害宣言が発令された。5万2,000世帯以上が影響を受け、4,900人近くが一時避難所に移った。
タイ国政府観光庁の成都事務所は、状況について観光需要が崩壊したのではなく、「イメージ上の危機」だと説明した。洪水に見舞われた道路や車両の画像は、微信(WeChat)、微博(Weibo)、小紅書(Xiaohongshu)、抖音(Douyin)、今日頭条(Toutiao)、百度ニュース(Baidu News)など、中国のプラットフォームで広く拡散された。
スワンナプーム国際空港とドンムアン空港は営業を続けており、空域の閉鎖や大規模な欠航は報告されていない。道路交通への影響を受け、旅行者にはホテルと空港の移動に通常より2〜3時間の余裕を持つよう呼び掛けられた。
タイ国政府観光庁は、プーケット、クラビー、サムイ島、チェンマイ、チェンライなどバンコク以外の主要観光地は直接的な影響を受けておらず、通常通り観光客を受け入れているとした。プーケット、クラビー、サムイ島は中国西部からの旅行者に人気の目的地であり続けているため、影響は限定的と見込まれる。同庁の地域評価によると、新疆ウイグル自治区からの旅行者の多くも、プーケットを含むビーチリゾートへ直接向かっている。
影響は中国西部の市場ごとに異なる。タイ国政府観光庁は、成都を含む四川省では影響が中程度、重慶では低〜中程度と評価した。また、陝西省の家族連れや高齢の旅行者は安全面への懸念により敏感になる可能性がある一方、甘粛省、青海省、寧夏回族自治区の新興海外旅行市場では、洪水の画像がオンラインで拡散することによる影響をより受けやすい可能性があるとした。
タイ国政府観光庁はこれまで、2026年の中秋節・国慶節のゴールデンウイーク期間に約25万人の中国人旅行者が訪れ、約115億バーツの観光収入を生み出すと予測していた。
同庁が確率60%とする基本シナリオでは、バンコクの洪水は9月30日までに収まり、中国西部からの訪問者数は当初目標を5〜10%下回る。発生確率20%とされた最良シナリオでは、減少幅は5%にとどまる可能性がある。9月29〜30日に大雨が再び降り、洪水が続いた場合、訪問者数は目標を15〜20%下回る可能性があると、同庁は見積もっている。
タイ国政府観光庁は、中国のソーシャルメディア上で信頼回復キャンペーンを開始し、タイは引き続き観光客を受け入れていると、訪問を検討している旅行者に安心を呼び掛けている。