プーケットの飲食店に、Grabの手数料だけでなく提供停止メニューの追跡を呼びかけ
プーケットの飲食店は、Grab上で提供停止のままになっているメニュー項目によって、プラットフォームの手数料以上にデリバリー売上を失っている可能性がある。 Delivery Boosterの創業者、アレクセイ・マズール氏が指摘した。 マズール氏は、2026年9月20日に『The Phuket News』が掲載した「プーケットの飲食店がGrabで失う金は手数料ではない」と題する記事で、タイとインドネシアの200店を超える飲食店の店舗向けダッシュボードを分析したと述べた。
プーケットの飲食店は、Grab上で提供停止のままになっているメニュー項目によって、プラットフォームの手数料以上にデリバリー売上を失っている可能性がある。Delivery Boosterの創業者、アレクセイ・マズール氏が指摘した。
マズール氏は、2026年9月20日に『The Phuket News』が掲載した「プーケットの飲食店がGrabで失う金は手数料ではない」と題する記事で、タイとインドネシアの200店を超える飲食店の店舗向けダッシュボードを分析したと述べた。同社は2023年以降、約12店のプーケットの店舗を含む110店超を管理しており、同社が公表した年間データの対象は270,000件の注文に及んだ。
マズール氏によると、プーケットのサンプルは少なかったものの、繰り返し見られるパターンが確認された。デリバリー売上の約6%が運用上の問題によって失われ、その損失の93%は、メニュー項目が停止されたまま再開されていないことに起因していたという。プーケットのアカウントでは、12か月間の11,403件の注文のうち、キャンセルは4件だった。
同氏は飲食店経営者に対し、毎朝、提供停止中の項目に関するレポートを確認し、担当者を特定のスタッフに割り当てるよう助言した。プーケットでは観光客数が大幅に増えるハイシーズンに、この問題による損失がさらに膨らむ可能性がある。
マズール氏が引用した数字によると、プーケットには1日平均で、6月に約197,000人、1月に349,000人の観光客が訪れる。1月のロシア人訪問者は約162,000人に上るため、観光客向けメニューでは、料理名を英語とロシア語でも表示し、写真を添えることが重要だと同氏は述べた。
またマズール氏は、高い効果が出ているからといって、飲食店が広告予算を機械的に増やさないよう注意を促した。同氏のサンプルに含まれるプーケットの店舗では、Grab広告による効果は広告費の約23倍で、バリの約10倍を上回った。一方、広告費が売上の6%相当を下回る場合の効果は約12倍だったのに対し、その水準を上回ると効果は9倍未満に低下したという。プーケットの店舗が広告に投じた金額は、売上の3%未満だった。
同氏によると、Grabの30%の手数料は、目に見える予測可能なコストであり、同プラットフォームの顧客、配達員、決済システム、サポートを利用するための対価だった。ただし、手数料を支払ってもアプリ内で目立つ表示が保証されるわけではなく、表示順位などは評価、注文を受け付けるまでの速さ、メニューの充実度、キャンセルによって左右されるという。
マズール氏はさらに、アプリ上の営業時間を正確に保つこと、11月までに評価を積み上げること、手数料引き下げと引き換えの独占契約を受け入れるのではなく、GrabとLINE MANの両方に掲載を続けることを飲食店に勧めた。分析対象となった事例では、そのような交換条件が成果につながった例は見ていないと同氏は述べた。